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傷のかたち ひかりは傷をつくると
昨日まで
わすれていた

くものない
雫がおちるまえの夜
25時の線にふれたのは
交差点
かわいていた僕
かわる時のひとつ手前
かたむくほしをみた

ななめに
なめらかに
濡らすように熱のない傷がこぼれる
ひとつ
またひとつ
さみだれにこぼれゆく

気がつけば
あざやかな
傷だらけの夜
こちらに
こぼしてあげられるものはなかった

にげばのないここで
おもいだす
傷にふれたくて
落ちてきたこと

明日には洗われるこの傷
僕は
うずまくそらへ
手をのばす